ほないおよびその周辺の案内掲示板です。交流の場になれれば・・・と思います。紙版 第44号できました。(12/20)
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1908 日経歌壇・俳壇(4)
投稿者:伊藤正人 投稿日:2021年 1月23日(土)20時39分12秒今日は日経歌壇・俳壇です。
日経歌壇・俳壇
≪短歌≫
三枝昂之選
●給湯のボタンは押さず米を研ぐひゃっこいひゃっこい米粒踊る(上尾市)菅原玲子
●白湯呑んで山を見てゐる蛇笏の忌俳句の里に学童疎開 (東京都)越前春生
●スコップで掘り出されたる墓をなで一茶の雪の墓標を拝む(東京都)曽根新五郎
穂村弘選
●ユニフォームもらうはずだった試合から逃げだしたくてて母といる夏(宇治市)清原茂樹
●落ちてくるナイフを素手でつかむごと愛されたしよ聖夜の夜は(東京都)嶋田恵一
●分度器を二つ合わせて円にしてこれも月だと思いたい夜(守口市)小杉なんぎん
≪俳壇≫
黒田杏子選
●十度目の初凧夢の如きとも(大船渡市)桃心地
●寒椿自分を責めることはやめ(東京都)西遥
●海鳴の波高くして鰤大漁(かほく市)澤野和子
横澤放川選
●剃刀のごとく凍蝶翅凛と(兵庫県)小林恕水
●仕事納かたみに肘のぶつけ合ひ(東京都)吉田かずや
●タンカーの動かぬ速度石蕗の花(神戸市)井上徳一郎
木村様
仰るように複数の紙面に登場される方がいらっしゃるようです。これには感心するばかりです。